スタッドレスタイヤに使用されている技術

●スタッドレスタイヤに使用されている技術は、各メーカー別に色々ありますが、まずスタッドレスタイヤが雪上・氷上での走行・停止を可能にするために満たしたい基本的な条件な条件がいくつかあります。それは、

雪、氷をしっかり捕らえるための土台（タイヤ自体）の柔らかさ
低温下でのコンパウンド（ゴム質）の柔らかさ
接地面での水膜の除去（氷上に出来る水膜がスリップする最大の原因だから）

　といったものです。これらの条件を満たすため、各メーカーの開発チームが色々な技術を生み出しています。例えば、スタッドレスタイヤの国内シェアＮＯ１のブリヂストンはブリザックという商品に発砲ゴム（小さな気泡がたくさんあるゴム）を使用する事によって、しなやかさと水膜を除去する効果を同時に実現しています。

また、ゴム質を柔らかくする素材として前述のオイルやシリカ（ケイ素）といったものを使用しているスタッドレスタイヤや、グラスファイバー・クルミの粉といったものまで使用しているタイヤもあります。どのメーカーのスタッドレスタイヤを選んだらよいかは値段等の関係もあるでしょうから、お近くのタイヤショップにてご相談下さい。（当店もご質問いただければお答えします。）

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